著者からのメッセージ:ボブ・マーリーは、レゲエを代表するシンガー/ソングライターです。エルビス・プレスリーやジョン・レノンなどと同じように、マーリーは、音楽を通じて世界の人々に生きることの大切さを教えた人物です。彼については、何度も書いてきました。彼が中心となったザ・ウェイラーズが『キャッチ・ア・ファイア』を出した頃は、なんだかヘンな音楽だね、などと友人と話していたことを思い出します。ヘンだけど、わけもわからず引き込まれていました。マーリーさんとは、それ以来の「付き合い」です。More著者からのメッセージ: ボブ・マーリーは、レゲエを代表するシンガー/ソングライターです。 エルビス・プレスリーやジョン・レノンなどと同じように、マーリーは、音楽を通じて世界の人々に生きることの大切さを教えた人物です。 彼については、何度も書いてきました。彼が中心となったザ・ウェイラーズが『キャッチ・ア・ファイア』を出した頃は、なんだかヘンな音楽だね、などと友人と話していたことを思い出します。ヘンだけど、わけもわからず引き込まれていました。マーリーさんとは、それ以来の「付き合い」です。 それがレゲエとの出会いでもあったわけです。 同じ頃、エリック・クラプトンがマーリーの歌をカバーしました。それが「アイ・ショット・ザ・シェリフ」。しかしこの歌、もともとは「オレはポリスを撃った」という題名だったと知って、えらい男が出てきたもんだと思いました。 不思議なリズムに不思議な言葉。加えてラスタファリアニズムという、不思議な宗教運動も知るようになりました。 レゲエがだんだん広まって、大きなブームになり始めていた1979年、ザ・ウェイラーズは日本へやってきました。このライブを(たとえ観なくてә